引っ越しの際に家賃や敷金・礼金などを抑える方法 〜相見積もりは必須〜
引っ越しに際して、色々情報を収集したり、直接業者から色々聞いたりしました。これから引っ越しを控えている人も多いかと思うので、まとめてみようと思います。
情報の非対称性を解消するためには複数のソースから情報を集めるのが有効
不動産屋の身内がいるなどでなければ、損しているのか得しているのかはわからないことが多い。
統計などでもnが大事というが、それと同様に複数の仲介業者に見積もりを頼むのは重要。(相見積もり)
見積もりをそれぞれ出してもらって、どこが削れそうか聞いてみて、適正価格=落とし所を理解する。
ネット上の情報を比べるのももちろん有用。
ただし、大体同じような条件で書いてあることも多く、その場合は直接交渉していくこととなる。(同じような条件で書いてあるからといって、それが最安値とは限らない)
最終決定の前に、もう一方の業者に聞く
以下は1つの物件に対して、複数の不動産仲介業者がアクセスできる状況の場合を前提としている。
気に入った物件が見つかって、ここにしようと思ったら、そこで決める前に、もう一方の業者に聞いてみることが大事。
最後の切り札は物件を決める直前まで取っておかれることが多い。
もう一方の業者からすれば、色々手間もかけているし、自分のところで決めてほしいと強く思うだろう。
そこで一方の業者に「他社さんでもう決めようと思っているのですが、もうこれ以上は安くなりませんよね? もし安くなればこちらで決めさせていただきます」などと言ってみる。
そうすると、最後の切り札をみせてくれることがある。
私はこの方法で、数十万安く契約することができた。
ただ、そんなことは倫理的にできない、と思ってしまうこともあるだろう。
でも、最終的に損をするのは自分であるから、個人的にはここはメンタルを強く持って頑張るべきところだと思う。
閑散期はもっと強気になれる
上記の方法はあるが、不動産仲介業者は「早くしないと他の人が決めてしまいますよ」と言って、値下げせず決めさせようとしてくる。
実際、繁忙期だと早いもの勝ち的にどんどん物件がなくなっていくことがある。
そのため、じっくり交渉し、値段を下げていきたい場合は閑散期での引っ越しがおすすめだ。
逆に閑散期で引っ越しを考えている場合は、よりよい条件をつけれると思った方がいい。
たとえば、11月の時点で空きがある場合を考える。
11月の時点で空きがある場合、物件にもよるが、3月くらいまでは埋まらないことが多い。貸主としては、どうせ空いているのなら条件を悪くしてでも(フリーレントの条件をつけるなど)確実に入居してもらいたいという発想となりやすい。
ぜひ交渉して、よりよい条件で契約したいところである。
大手不動産関係の物件でも安くなることがある
三井や三菱、東急などの大手の物件でも直接三井などの貸主に連絡するよりも、仲介業者入れたほうがサービスがつくことがある(フリーレントなど)
それは、仲介業者の紹介で契約した場合は、貸主から仲介業者にお金が入ることが多いからだ。
仲介業者はその分のお金をキャッシュバックなどで借り主に還元することが多いので、やはり複数(仲介業者間も、貸主・仲介業者間も)で比較するのが大切だろう。
コメント
なお、引っ越し業者も同様に交渉できます。
注意点ですが、追加したい条件がある場合、決めてからだと交渉できなくなってしまうことが多いので、事前にまとめておくといいと思います。(支払い方法など)
完全に素人なので間違えているところも多いかと思いますが、参考の1つにしていただけたら幸いです。