「マッチングまでにやること6つ」をまとめてみました

最近、後輩から聞かれることが多いので、マッチングまでにやること6つをまとめてみました。

 

1、行きたい病院を探す

 

まずこれをしないと戦略も何も立てられません。

 

人気だから、知っている人がいるから、有名な先生がいるからなど、理由はなんでも良いと思います。

 

実際に自分の目でみてみるのも有用です。

 

一つに絞る必要はないので、興味のある病院が多ければ複数ピックアップしましょう。

 

(マッチングは日程が合えば複数病院を受験できる上、どんな順位で学生が提出したのかは病院側がわからない仕組みになっています。ですので、複数の病院を第一希望候補にすることができます。)

 

 

2、行きたい病院が決まったら、レジナビなどで研修医と話してみる

 

研修医がどんなタイプの人か調べて、必要な準備を考えていきます。

 

スポーツを頑張っている人が多い病院、留学経験者が多い病院など、病院による特色があります。

 

それに合わせて準備できることは始めておく必要があります。

 

(出願書類などもホームページでチェックしておくとよいです。病院によっては英語の資格試験を書く欄があり、TOEICなどは直前では申し込みが間に合わないことがあり、注意です。)

 

 

3、実際に見学して、自分が強みを出したい点を考える

 

研修医の仕事をみたり、病院の特色等をみて、自分はどんな点で病院に貢献できるか検討します。

 

救急の強い病院であれば、救急アピールが有用だったりしますし、逆に救急がそこまでないのに救急アピールをするのはあまり有用ではない可能性があります。

 

 

4、他の人との違い、自分の強みを明確に履歴書でアピールする

 

上記の強みに関することや、例えば部活、それまでの経歴などを「病院で働いた時にどう生かせるか」という観点から整理して書いていきます。

 

いわゆる、自己紹介程度で終わってしまう人が多いかもしれませんが、具体的にどんなシチュエーションで病院に貢献できるかを考えて書かないと、だれでも書けそうな輪郭のぼやけた履歴書になってしまいがちなので注意です。

 

マッチング倍率の高い病院の場合、人と差をつけて印象に残すことも必要になってきます。

 

例えば、内科に興味がある人は内科学会などでの発表※にチャレンジしたり、外科に興味がある人は糸結びや外科手技のセミナーに参加したり、救急に興味がある人はBLSやACLSの資格を取ったりと、その人ならではの経験を持つことで印象に残りやすくなります。

 

(※学会発表というと敷居が高いと感じるかもしれませんが、学会によっては学生の発表を募集しているところもあり、敷居は低いです。何百人の前で発表するわけでもなく、ポスター発表だったりもします。また、友達も増えて結構楽しいです。)

 

留学経験も印象に残す良い方法の一つにもなります。

 

もちろん、学会や留学だけが全てではありません。

 

私の知り合いはテーマパークでのアルバイト経験を面接でフルに発揮し(実際やったりして)、都内某人気病院に合格していました。

 

一朝一夕でできるものでもないので、早めに戦略を立て、動いていくと良いかと思います。

 

 

5、履歴書のチェック

 

自分の書いた履歴書を人に直してもらうのに抵抗がある人がいるかもしれないですが、自分一人では自分が思うほど客観的に履歴書をチェックできていません。

 

誤字脱字というレベルではなく、根本的な問題(志望動機の非一貫性など)に気づくことも多いので、友人や家族、先生に見てもらうのがおすすめです。

 

 

6、面接対策

 

人はトライアンドエラーから学んでいくものですが、一般的に圧倒的に不足している経験は面接です。

 

学内の留学や奨学金、バイトなどで面接経験のある人でなければ、面接は入試以来なんていう人も多いかと思います。

 

いわゆる面接練習も有用ですが、時間のない人は多くの病院を受けることをおすすめします。

 

そうすると提出書類により大体聞かれる内容は同じということに気がつくはずです。

 

それに気がつく前に本番を迎え、テンパってマッチングを終えてしまっている人も多いように思います。

 

いくら履歴書が完璧でも、その内容を面接で本人が体現していないと合格は厳しいです。

 

ここは人と差がつくところだと思いますので、しっかり対策した方が良いと思います。

 

Youtubeの面接対策動画、自分を撮った動画などみるのもおすすめです。

 

 

まとめ

 

以上、実際の経験をもとに、マッチングまでにやらないといけないことを6つにまとめてみました。

 

何か疑問点があれば気軽にコメントいただけましたらと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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